停電対策、携帯発電機とポータブル電源はどう違う?
屋内で使えるのはどちらか

最終確認日:2026-10-25

停電にそなえる電源として、エンジンで発電する「携帯発電機」と、ためた電気を使う「ポータブル電源」があります。大きな違いのひとつが、排気ガスが出るかどうかです。

携帯発電機は屋内で絶対に使用しないでください。地震・台風・暴風雪などの自然災害による停電時に、屋内で携帯発電機を使ったことによる一酸化炭素(CO)中毒が疑われる死亡事故が起きています(消費者庁の注意喚起を紹介する熊本県のページ)。

1. しくみと使える場所の違い

携帯発電機ポータブル電源
電気のつくり方燃料でエンジンを動かして発電する内蔵の電池(リチウムイオン電池など)にためた電気を使う
排気ガス出る(一酸化炭素中毒の危険)電池から電気を使うため、発電機のような排気ガスは出ない
使う場所の注意屋内では使わない。屋外でも換気の悪い場所・火気のある場所、自動車内やテント内では使わない高温の場所を避ける。屋外では防水・防塵性能のある製品を検討する
主な事故の種類一酸化炭素中毒火災(経済産業省は事故が増加傾向としている)
使える量の決まり方ガソリンや軽油などの燃料で発電するため、燃料の量で決まる電池の容量(Wh)で決まる。使い切ったら充電が必要

表のうち「使う場所の注意」「主な事故の種類」と、携帯発電機の燃料(ガソリン・軽油など)は、消費者庁の注意喚起(熊本県の紹介ページ)・国民生活センター・経済産業省のページにもとづきます。「電気のつくり方」「排気ガス」「使える量の決まり方」のしくみの説明は、このサイトによる一般的な補足です。各製品の使い方は取扱説明書が優先です。

2. 携帯発電機を使うときの注意(公的機関の呼びかけ)

3. どちらを選ぶかの考え方

マンションの室内など、屋外に安全な設置場所を確保できない場合、携帯発電機は使える場面が限られます。室内で照明・スマートフォン・冷蔵庫などに電気を使いたい場合は、ポータブル電源の容量と出力で足りるかを計算してみてください。

出典(確認日:すべて 2026-10-25)